意外と知らないマンション管理会社の苦悩

マンション管理会社の仕事内容は多岐にわたります。それぞれの依頼内容によっても範囲は異なりますが、共有スペースの清掃から設備の保守・点検など住人が快適に過ごせるようにサポートするのが仕事です。台風などの自然災害で生じる防災業務もありますし、防犯対策などを行うこともあります。緊急事態が発生した際などの緊急対応も行わなければなりません。住人同士のトラブルが持ち込まれるケースもあるようです。また、管理人がいることで、セールスマンや勧誘などを防ぐ効果も期待できます。コンシェルジュがいるような大規模マンションもあります。コンシェルジュは宅配便の受付をしたり、共用スペースの利用申し込みを受け付けるなど住人のためのきめ細やかなサービスを提供しています。

一番頭を悩ませるのはクレーム対応

マンション管理会社が一番頭を悩ませるのは、クレーム対応になります。入居者からクレームが寄せられることも少なくありません。例えば、上の階に住んでいる人の生活音がうるさいと言われたら、それを伝える役目を引き受けることになります。伝えた相手が納得してくれればいいですが、人によっては全く対応したり改善してくれないこともあります。ペットの鳴き声がうるさいとかベランダで煙草を吸っているのを止めさせたい、子供の足音が気になるなど様々なクレームが寄せられます。音の問題は住人同士のトラブルに発展することも多いですし、伝え方を間違えるとさらに関係が悪化してしまうこともあります。お互いの感情を逆なでしないように、言葉を選ぶ際も一つ一つに気を配らなければなりません。

住人からの要望には臨機応変に対応

マンション管理会社には、住人からの様々な要望が持ち込まれます。様々な依頼があるので、臨機応変に対応する必要があります。鳥や猫など敷地内で死亡した動物の死骸を片付けてほしいという要望が寄せられることもありますし、鍵を無くしてしまったので今すぐ開けて欲しいと言われることもあるでしょう。設備が急に故障するといったことも起こりますし、定期的にメンテナンスを実施しておくことも必要です。マニュアルにはない要望がくることもあるので、適切に判断することが求められます。そのため住人ときちんとコミュニケーションを取れる人が対応にあたることが大切です。人の話をしっかりと聞いて、相手が求めていることを見極めなければなりません。場合によっては、断らなければいけないこともあります。